梅雨の運休と娘の送迎:親心とローカル線の現実

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「お父さん、JR止まってる」

続く言葉は言われなくてもわかるので、「わかった」と言って電話を切り、すぐに娘が待つ駅へ向かいました。

今、庭の草抜き作業に追われているのですが、今朝は早く切り上げて大正解。

ローカル線あるあるかもしれませんが、JRの運休理由は、昨夜から未明にかけての強い雨。

土砂崩れの心配のある個所が、こちらには多くあるんですよね。

現在、岡山県北部地域に住んでいますが、梅雨の時期はこういうことが特に頻繁にあり、この春からはかれこれ4、5回くらい迎えに行った印象です。

娘が利用している姫新線(きしんせん)はその名称通り、兵庫県姫路市の姫路駅から津山駅を経て、岡山県新見市の新見駅に至るJR西日本の結構長いローカル線。

特に岡山県に入ってしばらく走るとずっと山間部を縫って走る印象があり、またかなり前から「廃線」の話がちらほら出ている線だけに、環境整備が満足にできないのかもしれません。

それはさておき、娘は手帳を持っているためある事業所に通っているのですが、今の時点で働き始めて1か月半ほどになり、色んな意味でだんだん慣れてきたようです。

親としては下の子は最重度障害を持っているため、今まで娘にかなりの負担をかけさせてきた負い目があるだけに、「今出来ることはなんでもしてやりたい」という気持ちがとても強いんです。

なので、こういうことがあると実はうれしいのが本音です。

今日も片道20分かけて事業所まで送ったのですが、今晴れ間がでていることからも、いつもどおり昼には復旧すると思います。

ところでこちら田舎では、ひとつの交通インフラが使えなくなると、他の交通手段、例えばバスでも2時間以上待ちはざらにあり、全く使えない、なんてこともままあります。

都市部とは違い、タクシー会社も早朝から営業していないため、「自家用車が命綱」ということも、こちらに移り住んでかなり体感しているところです。

ただ我が家では、車を運転できるのは私だけなんですよね(汗)

今の健康が維持できるよう、可能な限り努力したいと思います。

ところで今日は息子のヘッドギアができる日です。

今回のそれは今まで作ったことのない、両耳やこめかみをカバーするボクシング型。

この時期このタイプは見た目、暑苦しい印象があるのですが、毎回やってしまう通所施設での自傷行為(自分の耳やこめかみを両手足で強打して荒れる)を鑑みると、これは致し方ありません。

なにより息子がいい形で長時間、施設に安定して居られるきっかけになればと願ってやみません。

なにせまだ15時まで施設で落ち着いて過ごすことができず、10時から13時までの利用がいつまで続くのか目途が立たない状態です。

この時間帯での自家用車での送迎は、帰宅後まとまった時間がとれないことから時間的な負担がとても大きく感じます。

また今回は、前回作ってからまだ間がないこともあり、実費で4万円弱かかりました。

もちろんオーダーメイドですが、懸念しているのは息子がそれを気に入ってくれるかどうか。

こちらについての結果も、またこちらに書いてみたいと思います。

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